Q.どのような間隔で治療を行えば良いですか?
A.お悩みの症状の状態によっても違いがあります。治療計画の一例
経過が長い症状(慢性)の場合
症状が落ち着くまでは週1回のペース(部分治療と経絡治療を織り交ぜながらなどでも良いです)
↓
症状が落ち着いてきたら健康維持や、不調を起こしづらい身体づくりのために月1〜2回の間隔で治療
↓
定期的に治療を続けていくと自然治癒力も高まってきますので、治療間隔を空けても良い体になってきます。
急激に出た症状(急性)の場合
短い(週2〜3回)間隔で治療を行います。
Q.どうしておなかや手首の脈をみるのですか?
A.経絡治療では症状を治療するために治療方針となる「証」をたてる必要があります。(西洋医学でいうところの病名のようなものです)証を決めるときに今、身体がどのような状態で、症状がどうなっているのかという事を判断する必要があります。
東洋医学では「脈診」と「腹診」という概念があって脈の拍動の速度や、強さ、形、おへそを中心とした皮膚の状態などによってそれらを判断します。
「症状」と「脈診」、「腹診」によって治療する所が変わっていくのでしっかりとした身体の様子を知るために脈とおなかを診ることはとても重要なことなのです。